透析血液検査データ No.15
血液検査データ H30/5/15 血液検査データ H 30/ 5/29
透析前 透析後 除去率(%)
透析前 透析後 除去率 (%)
尿素窒素(mg/dl) 48.4
7.0
85.5 尿素窒素
49.6 8.3
83.3
クレアチニン(〃) 10.71
2.24
79.1
クレアチニン
10.57 2.48
76.5
カリウム(mEq/l) 3.9
2.9
カリウム
3.8
3.2
カルシュム(mg/dl) 9.6
9.2 (前値ノミ補正) カルシュウム
9.4 9.3
(前値ノミ補正)
リン (〃) 4.3
1.9
リン
4.6 2.0
尿酸 8.2
1.0
尿酸
8.1
1.2
血糖値 126 アルブミン値
3.8
ヘモグロビン(g/dl) 11.7
ヘモグロビン 10.8
ヘマトクリット(%) 35.3
ヘマトクリット
33.0
アルブミン値 3.9
W-PTH (pg/ml) 109.8
W-PTH
117.3
Kt/v値 2.28
Kt/v値 2.12
QB 350
QD 最大640 透析条件 5時間透析 QB 380
但し他は同一条件
ダイアライザー ニプロ Fix-250s eco 前体重 76.8Kg
後体重 75.2Kg DW
75.3Kg
針 15G 6時間透析 補液 10リットル/時
ALP 191
(基準値 100〜350U/L)
前体重 76.3Kg 後体重 74.9Kg DW
75.2Kg(実質)
5月1回目の血液検査。ここに提示している数値では、透析前尿酸値は、依然高い。血糖値も食事後の為やや高い数値。これで絶食して調べる
と異常なしの数値となるようですから無視します。Kt/v神話は、破たんしていましょうから今回は、4月と比べ異様に低いようですがスルーしました。
しかし、今回、%CGR(クレアチニン産生速度・・・同世代の方と比べた筋肉量)は、138。通常は、120〜140台であり、同様でしょう。
更に、今回はA/V(クリアスペース率・・・単位は%で表し、体液の何%が浄化されたかを表しているようです。)値が、84%でした。
通常は、83%以上を示しますから変わりがないようです。
上記の判断は、http://higasiguti.jp/page/pdf/tekisei02.pdf に依拠しています。参照されたい。( 平成30年5月21日 ミスがあり、再記載 )
5月2回目の血液検査。5月の最終週より5時間透析、QB380となりました。案の定 透析後のBUN
クレアチニン値は、下がっていたし、除去率、
は、当然低下。5時間透析では、Kt/vやら、%CGR(130)、A/V値(81%)は、軒並み低下している。やはり、透析時間が長い方が体内除去物質の除
去は、いいようです。
5月末で、現医院での透析は終了し、6月からは、家の近くの某クリニックにて透析。6月4日(月)より開始。6時間透析で、QB 350 QD 500
となりそうです。
DWも、5月31日(木)より75.5Kgにしております。透析最終の最高血圧も110台で収まります。5月29日(火)は、DW75.3Kgでしましたら、珍しく
左足がつりました。ほんの僅かでも徐水量が多くなると、体は正直です。警報を出してくれるようです。次回からDW 75.5Kgにして貰いました。
(平成30年6月2日 記載)
血液検査データ H30/ 6/4 ・・1日空き透析 血液検査データ H 30/ 6/18 直近の前の病院の血液検査データ
透析前 透析後 除去率(%)
透析前 透析後 除去率 (%) H30/2/14
(水) ・・1日空き透析
尿素窒素(mg/dl) 34.2 4.6
86.5 尿素窒素 42.7
透析前 透析後 除去率(%)
クレアチニン(〃) 8.99
1.75 80.5
クレアチニン 10.86 尿素窒素(mg/dl) 41.6
5.6
86.5
カリウム(mEq/l) 3.9
2.8
カリウム 4.0 クレアチニン(〃) 8.77 1.87
78.7
カルシュム(mg/dl) 9.8
8.8 (前値ノミ補正) カルシュウム 9.7 カリウム(mEq/l) 3.7
2.9
リン (〃) 4.8
1.5
リン
4.7
カルシュム(mg/dl) 9.5
8.7 (前値ノミ補正)
尿酸 6.4 0.7
尿酸 7.8
リン (〃) 4.2
1.9
HbA1c
(%) 4.9 アルブミン値
3.7
尿酸 6.3
0.8
ヘモグロビン(g/dl) 11.4
ヘモグロビン 11.4
ヘモグロビン(g/dl) 12.0
ヘマトクリット(%)
33.6
ヘマトクリット
34.7
ヘマトクリット(%)
35.3
B2-Mg (mg/L)
18.7 アルブミン値(g/dL)
3.7
I-PTH (pg/ml) 226
W-PTH (pg/ml) 129.3
I-PTHにすれば、
アルブミン値
3.5
223.0カ
Kt/v値 2.22
Kt/v値 2.38
QB 350
QD 500
透析条件 前回と同じ QB 350
QD 最大640
ダイアライザー 旭化成ABH−22PA 前体重 76.4Kg
後体重 73.4Kg
DW 73.6Kg ダイアライザー ニプロ Fix-250s
eco
針 16G 6時間透析 補液 1.0L/時 針 15G 6時間透析 補液 10リットル/時
前体重 75.6Kg
後体重 75.0Kg
DW 75.3Kg(実質) 転院先では、2回目の血液検査は,透析後の *
単純に比較すれば、Cr値の除去率は、
hANP 54.6pg/mL ALP
202(基準値100〜325U/L) 検査はしていない。 現在の病院が良い。Kt/v値は、下がって
コリンエステラーゼ 242(基準値 234〜439U/L) いる。Ca値は、高いようです。
転院初日 血液検査。二日空いた透析日ではない為やや数値は、良すぎます。以前のダイアライザではなく、旭化成メデイカルKKの膜面積2.2
u ABH-22PAに替わった。(クリアランスは、尿素 231.3 クレアチニン 216.4 B2-MG 96.5 mL/min)、穿刺針も15Gからテフロン16G。
最新のコンソール 日機装のDCS-100NX。透析液は、Dドライ 2.75sでありました。透析液の希釈・調整後の電解質濃度理論値は、Na 140 K
2.0 Ca 2.75 Mg 1.0共にmEq/Lとか。前の透析病院の透析液と大差ないようです。
私自身と転院先透析スタッフさんが、慣れないせいか透析中に互いに情報収集の為話す機会が多く、私自身の1時間毎の血圧値は、最高 150
台、最低 90台と通常の時と比べ異様に高い。慣れてくれば、いつもの血圧値に戻るのでしょう。
あれ程前の透析病院では、Aチャンパの残血が気になっていましたが、1ショット 2000単位 時間当たり750単位のへパリンで透析をしたところ
ダイアライザ・A・Bチャンパ共に残血は全く認められず、次回の透析日には、1ショット 1500単位でのヘパリン量で実施する事になりました。2回目
の透析もAチャンパの底にやや残血を認めますが、それ程の量ではなかった。
DWについても、体内水分量の透析中の1時間毎インピーダンス法(インボデイ法カ)で調べ、これを転院日から連続6回程調べ、初日のレントゲン
での心胸比(48%)とhanp検査結果等で最終的に私のDWを決定されるとか。ほぼ2週に1回見直しをしていくとの事。(平成30年6月6日 記載)
<付記>
記載し忘れていた事に気づいた。実は、レグパラ錠を血液検査日の朝服用する事はしないでいた。前の透析病院で、1回だけ透析日の朝服用
した時、通常 W-PTHは、120台前後でしたが、その時は、80台。凄まじい。今回もつい朝レグパラを服用してしまった。きっと低い数値が出ると
思った。ところが、I-PTHは、226pg/mL,W-PTHに換算すれば、約132カ。むしろ上昇していた。不思議な事であります。
大抵の透析病院では、午前の透析の朝レグパラを服用した場合通常よりPTHは、かなり低下すると聞いているのに・・。
それと、Naの透析前後値 共に144。通常は、後値では、やや低下するのが普通ではなかろうか。何が原因であったのだろう。考えられる理由は
、いろいろ思いつきますが、ここの血液検査ラボは、通常、次の透析日には、Kt/v値関わるBUNの透析後の数値は、前後共に出ている筈。しかし、
BUNの透析後値が、遅れていた。聞けば、このラボちょくちょく遅れるとの事。PTHやhanp検査は、同一検査所ではないから遅れる事は前の透析病
院でもありましたが、BUNが遅れる事は、無かった。この検査所信頼していいのだろうか。やや不安。(平成30年6月10日 記載)
転院後最初の血液検査。1日空き透析後の検査で有り、以前の一番近い同様な検査値データと比べれば、ほぼ同様かと。
詳しくみれば、現在の方が、クレアチニン値除去率は、若干良い。しかし、Kt/v値は、若干下がる。カルシューム値は、現在の方が、やや高い傾向
にあり、病院としては、PTH値上昇による骨からの分と把握されていそう。しかし、骨が溶けての上昇と捉えれば、リン値ももっと上昇していい筈ではな
かろうか。食事分からとも取れそうです。アルブミン値の補正分をとれば、どちらも9.3 9.2と近似値でありましょうから。大差無いのでは・・・。
気になるのは、軽い頭痛の原因。そして、血圧値の中の最低血圧値が、軽く透析病院での測定で、100を超えること。初発の透析病院では、透析を
をしても、最高の方は、130台でも最低血圧値は、100以下には下がらなかった。前の透析病院のHDFになって初回から最低血圧値は、88台になっ
ている。今の透析病院になって、再発カ。体内のイオンバランスに以前と比べ差異が出ているのでしょうか。 (平成30年6月21日 記載)
血液検査データ H30/ 7/2
(月) 血液検査データ H 30/ 2/26(月)
(前の透析病院データ) H30/7/18 (水)
透析前 透析後 除去率 (%)
透析前 透析後 除去率 (%) 透析前
尿素窒素(mg/dl)
54.1 7.2
86.7 尿素窒素 54.7
7.5
86.3
尿素窒素 34.5
クレアチニン(〃)
11.99 2.41
79.9 クレアチニン 10.47 2.29
78.1
クレアチニン
9.77
カリウム(mEq/l) 4.2 3.0
カリウム 4.0 3.0
カリウム
4.6
カルシュム(mg/dl)
8.8 9.0 (前後値補正)
カルシュウム 9.8 9.5
(前値ノミ補正)
カルシュウム
9.4
(前値ノミ補正)
リン (〃)
6.3 1.9 69.8
リン 4.7
1.8
61.7
リン 5.4
尿酸 10.2 1.1 89.2 尿酸 8.1
0.7
91.4
尿酸
6.6
α1MG(mg/L) 97.5
90.2 7.5
ヘモグロビン(g/dl) 11.3
ヘモグロビン
11.2 ヘモグロビン
11.4
ヘマトクリット(%) 34.2
ヘマトクリット
33.2
ヘマトクリット
34.1
アルブミン値(g/dL)
3.7 3.8 アルブミン値 3.5 アルブミン値
3.6
B2Mg
(mg/L) 24.0
4.5
81.3
B2Mg
(mg/L) 20.4
4.0
80.4
I-PTH (pg/ml) 181
W-PTH換算(100.6カ)
W-PTH
115.6
Kt/v値 2.46
Kt/v値 2.39
QB 350
QD
500 QB 350
QD 最大640
QB 350
QD
500
ダイアライザー 旭化成ABH−22PA ダイアライザー ニプロ Fix-250s
eco
ダイアライザー 旭化成ABH−22PA
針 16G 6時間透析 補液 1.0L/時(後希釈HDF) 針 15G 6時間透析 補液 10リットル/時(前希釈HDF)
前体重 75.8Kg
後体重 73.3Kg DW 73.6Kg
前体重 77.2Kg 後体重 75.2Kg DW
75.5Kg 針 16G 6時間透析 補液 1.0L/時
hanp 32.7pg/mL(H30/9/17
配布 患者が申し出ないと貰えないと。)
前希釈HDFと後希釈HDF 6時間透析での比較です。低分子〜高分子に至る除去物質の除去率は、概ね現透析の方が、ほんの僅かですが良い
ようです。しかし、適切なDWの目処は、なかなか難しい。7月2日(月)は、若干DWをゆるくしましたが、家での体調は、最悪で、横になって休んでい
ると、左足が痙攣をおこし、最高血圧値も110台を割っていた。その日の午後9時頃体調は、もとに戻った。次の7月4日(水)は、DW 74.0Kgに
変更して貰った。翌日(5日)大腸検査が入っていて、検査食を食してからの透析でありましたから。この方が、透析直後の体調は、良い。血液検査
表では、4日時点で尿酸値 後値とI−PTH値は検討中となっていた。
尿酸値が妙に高くなっている。高タンパク質の摂取量が多くなったせいでしょうか。後日透析後値の尿酸値を知った。簡易除去率は、前の病院より
若干低い。当院の低分子除去率は、それ程低いとは思われません。α1−Mgと同程度の高分子構造の物は、ヘモダイアライザーの構造上低く抑え
られているのかも知れませんが、低分子構造の尿酸は、簡易除去率が若干高い筈なのに、何故低いのだろうか。不思議であります。
*
血清尿酸値が、9mg/dL以上は、投薬治療対象でありましょうか。今回初めて9以上になった。それまでの最高値は、8台でしたが・・。
この尿酸値、次のようにも記述されている。「血清尿
酸 値 が1.Omg/dl上昇 す るこ と に冠 動 脈 関連 疾 患 死 と虚 血性 心 疾 患 関 連 死
は男 性 で そ れ ぞれ1.09倍と1.17倍に,女性 でそ れ ぞ れ1.26倍と1.30倍に 上昇 し
た。すな わ ち 血 清 尿 酸 値の 上 昇 は 単 独 で虚 血性 心
疾 患 のリス ク で あ る こ
とが 明 らか となり,合併 症 の 治 療 と と も に,血清尿酸 値そ の もの を低 下 させ る治 療が冠動
脈疾患の発症予
防 と死亡率低 下 に有用 であ り,無症候性 高尿酸血症 にお いて も血清尿 酸値 を低 下
させ る治療が積 極的 に行 なわれ るべ きで ある こ と
を意味 して いる。」と
( http://lifesciencedb.jp/dbsearch/Literature/get_pne_cgpdf.php?year=2003&number=4801&file=bkGtlJvPcCkQaA7Q2SOfUg== より引用 )
(平成30年7月4日 記載 5日加筆 再度加筆 12日)
<付記>
平成24(2012)年5月7日 自費にてα1−MG検査 透析前 109.6mg/L 透析後 97.7mg/ 除去率 10.9% (5時間透析 QB 285)
平成30(2018)年7月2日 病院にて 〃
97.5 90.2 7.5 (6時間透析 QB 350)
*
α1−MGとアルブミンは、分子構造の大きさでは相当の差があるようですが、ヘモダイアライザーの抜ける穴では、α1−MGの抜けが良いヘモ
ダイアライザーは、アルブミンの抜けも良いと聞く。当院のヘモダイアライザーは、α1−Mgの抜け具合から、それ程アルブミンは、抜けてはいない
ように推測する。転院初日のアルブミン値がやや低かった為それ以後やや蛋白摂取量を多くしていた。少し蛋白摂取量を抑えてもいいのかも知れ
ません。尿酸値を下げれましょうから。また、どこぞのHDF研究会では、アルブミン値は、3.3以上あれば可という発表があったとも聞いていますか
ら、それ程アルブミン値には、こだわる必要もないのかも知れません。*
血液検査データ H30/8/6 血液検査データ H 30/ 8/20
透析前 透析後 除去率(%)
透析前
尿素窒素(mg/dl) 52.4
8.1
84.5
尿素窒素 42.7
クレアチニン(〃) 11.93
2.47
79.3
クレアチニン 11.13
カリウム(mEq/l) 3.9
2.8
カリウム 3.8
カルシュム(mg/dl)
9.6 9.2 (前値ノミ補正) カルシュウム
9.4 (前値補正)
リン (〃) 5.3
2.0
リン 4.8
尿酸 9.6
1.1
尿酸
9.1
アルブミン値
3.7
アルブミン値 3.6
ヘモグロビン(g/dl) 11.1
ヘモグロビン 10.6 10.7(再検カ)
ヘマトクリット(%) 32.4
ヘマトクリット
31.2
ALP(U/L) 279
I-PTH (pg/ml) 232
Kt/v値 2.12
QB 350
QD 500
透析条件 前回と同じ
ダイアライザー 旭化成ABH−22PA 前体重 75.6Kg
後体重 73.5Kg DW
73.5Kg
針 16G 6時間透析 補液 1リットル/時
前体重 75.6Kg 後体重 73.5Kg DW
73.5Kg(実質)
ChE
247U/L
8月最初の血液検査。今回は、透析でのA圧・V圧が通常より低かった。そのせいであろうか、BUN・Crの除去率が、若干低い値になった。
レグパラ錠を朝夕25mgを1錠ずつ服用すると、Ca値が、9mg/dL以下になり、I−PTH値は、181pg/mL。当院の透析液のCa濃度は、規
定値よりやや低い濃度で希釈されているようで、レグパラ錠を25mg朝夕服用していると相まって体内のCa濃度は、相当低くなる可能性が高い。
I−PTH値を多少犠牲にしても、Ca濃度をもう少し高めにしようとレグパラ錠の朝分を25mgの半分12.5mgにしたらCa値も上がり、I−PTH値
も基準値の上限近くまで上昇していた。どちらを優先させるかと言われれば、やはりCa値でしょう。なかなか両方共に満足させる数値にする事は、
むつかしい。これは、透析日の朝のみ12.5mg服用し、そうでない日は、25mgにするしかないかも。
それと、尿酸値が、またもや上がった。やはり、タンパク質摂取が、多いのだろう。アルブミン値を多少犠牲にしてでも蛋白摂取を抑えるしかない
のでは。
( 平成30年8月8日 記載 )
<付記>
6月4日(月)の透析は、転院前の6月2日(土)に透析を受けて、1日空いた透析でした。通常の血液検査とは違います。
6月4日の I-PTH (pg/ml) 226 ALP
202(基準値100〜325U/L)
7月2日 I-PTH (pg/ml)
181
W-PTH換算(100.6カ) ALP 260
8月6日
I-PTH (pg/ml)
232 ALP(U/L) 279
9月3日 〃
280
〃 225
10月1日 〃 141
〃 223 *
朝うっかりレグパラ1錠を服用したせいでしょう。凄まじい効果であります。*
11月5日 〃 263 〃
339 これが、本来の値でしょう。ALPも基準値を超えたようです。オキサロールー>アルファロール対応
の成果でしょうか。
*7月と8月のI−PTH値の違いは、レグパラ錠2錠/日(7月)とレグパラ錠1錠半/日の違いでしょう。その後は、1錠半は、透析日に、それ以外は、
2錠/日として服用している。9月には、どのような結果としてでるのでしょうか
*
8月20日(月)2回目の血液検査。ヘモグロビン値が、10.6g/dLになった。血液増加剤(通称 エスポ)は、週3回 750たんいでしたが、今週より、月
750 水・金は、1500にするとか。私のヘモグロビンの減少は、生成より喪失分が過多であろうか。それとも生成分が、過小になっているのであろうか。
転院前までは、透析返血は、回路が真っ白になるまでして貰っていた。こちらでは、まだ赤い状態で終了。これであれば、生成より喪失分が過多カ。
生成分が過小であれば、骨髄が、I−PTH等で、侵されてきているからだろうか。エスポ増量で、ヘモグロビンが増加すれば、生成能は、喪失傾向を含み
つつまだ生成可能と捉えればいいのだろうか。案外体内の鉄分不足も考えられる。両方に関わっている可能性もありましょうか。
(平成30年8月23日 記載)
血液検査データ H30/9/3 血液検査データ H 30/ 9/19
透析前 透析後 除去率(%)
透析前
尿素窒素(mg/dl) 43.2 6.6
84.7
尿素窒素 34.2
クレアチニン(〃) 11.17 2.39
78.6
クレアチニン
9.53
カリウム(mEq/l) 4.0 2.9
カリウム 3.8
カルシュム(mg/dl) 9.4
9.0 (前値ノミ補正)
カルシュウム 9.2 (前値補正)
リン (〃) 4.6
1.8
リン 4.3
尿酸 7.8
1.0
尿酸 6.4
アルブミン値
3.7 アルブミン値 3.8
ヘモグロビン(g/dl) 11.2 ヘモグロビン 11.4
ヘマトクリット(%) 32.7 ヘマトクリット
34.0
B2-Mg 22.5
I-PTH (pg/ml)
280 (W-PTHに換算 152.2カ)
Kt/v値 2.20
QB 350
QD 500 透析条件 前回と同じ
ダイアライザー 旭化成ABH−22PA 前体重 74.5Kg
後体重 72.9Kg DW 73.0
Kg
針 16G 6時間透析 補液 1リットル/時(後希釈HDF)
前体重 75.3Kg 後体重 73.6Kg DW
73.6Kg(実質)
ALP
225
ChE 238 TC 検査無(原則) hanp
82.5pg/mL
9月最初の血液検査が、3日(月)にあった。結果は、5日(水)に渡された。ここの病院は、血液検査の結果を踏まえてDr回診が行われるようでは無い
事を知りました。(回診Drからは、患者の机上に検査結果があれば、見てされると話され、担当Drは、基本的に血液検査の内容を知らせられない限り、
把握されていない。)
また、病院スタッフが、患者さんの血液検査結果を踏まえて、解説して回ってみえる。今回の血液検査結果のみで、以前の結果も考慮しての把握ではな
いようでした。果たして患者個々に血液検査結果のデータは、一覧表にしてみる事が出来るようになっているのであろうか。
前回の尿酸値・Hb値からは、今回は、回復傾向でありました。不思議な事は、Hb値。何故2週間で下降したかということ。思い当たる事が無い。病院側
もおかしいと思われたのでしょう。再検を申し出られたようです。通常患者の血液は、検査ラボへ送られても、1週間程度は、ラボで保存されているとも聞く。
*
平成30年9月7日(金)透析前にスタッフ主任さんが来られ、血圧値が高い。3日(月)の血液検査でのhanp検査の数値が、82.5pg/mLという値で、DW
をもっときつくした方が良いという話をされに来られた。ここでは、定期的に体内水分量測定(通称 インピ検査)を透析前後でされている。7日(金)の透析
前数値は、70%台であり、前回と大差が無かった。後については、次回の透析に分かるかと。(後日 約67%だったかと。前回とほとんど差異は無い。)
病院からのDWは、74.0Kgでしたが、既に私は、1ヶ月前からこのDWより0.5Kg前後を引いたDWで、徐水を行っている。どうもそうした経緯を理解
されていないかのような言葉であり、いささか憮然と致しましたが、説明は、きっかりお聞き致しました。そして、強い口調の言葉を残して行かれました。
(本当に、この主任様は、日々の患者の全貌を把握されているのか、いささか不安になった事は、否めません。)
*
8月24日(金)定例のインピ検査。 結果 前体重 74.9Kg TW 70.3% 後体重 73.6Kg TW 67.3%。
9月7日(金) 定例のインピ検査 結果 透析後体重 73.6Kg FAT(体脂肪量)
21.14 ECW(細胞外水分量)
26.2
TBW(体内水分量)
67.3
10月19日(金) 〃 後体重 72.7Kg FAT 21.5Kg TBW 66.3%
11月 9日(金) 〃 後体重 74.2Kg FAT 22.3Kg TBW 66.7%
当院の検査ラボのhanp検査の基準値は、43.0pg/mL以下と相当きつい数値を記載されているようです。透析患者を扱う病院の基準値は、透析後採血
でhANP100以上であればDWを下げ、hANPが25以下であれば、DWを上げるが一般的ではなかろうかと。確かに、6月時点のhanp値(50台)から80台へ上
昇したようですから、若干水分が、残ってはいるのでしょう。季節の変わり目は、基礎体重の変動を推し図り兼ねる所が多々ありますから。家での血圧値が、
若干高めに出てくるのは、徐水不足のせいも加味はしないと・・・。特に9月9日(日)の血圧値の変動は、その可能性が高いかと。
詳しくは、拙稿 その後の透析中の血圧値の推移
を参照されたい。
9月2回目の血液検査。可も無く不可も無し。只、透析中の血圧値の推移は、高血圧領域で推移、スタッフさんは、大丈夫ですかとは言われますが、それ
に対する対策は、特になし。No.2の方は、透析液温度を、37度に上げてみてはとは言われた。末梢血管を拡張できるのではという事のようです。(夏場は、
出来かねますが、冬場で有れば、出来るかと。やってみないと分からない事柄ではあります。)
何にしても、これだけ毎回透析中高血圧状態では、特に体調面で具合が悪いとかは感じませんが、体内では、静かに何かが進行している気がするのは、
透析患者特有の感覚なのかも知れません。(平成30年9月21日 記載)
血液検査データ H30/10/1 血液検査データ H 30/ 10/15
透析前 透析後 除去率(%)
透析前
尿素窒素(mg/dl) 49.3
7.9
84.0
尿素窒素 44.8
クレアチニン(〃) 11.26
2.57
77.2
クレアチニン 10.70
カリウム(mEq/l) 4.2
3.1
カリウム 4.1
カルシュム(mg/dl) 9.5
9.5 (前値ノミ補正)
カルシュウム 9.0 (前値補正)
リン (〃) 4.0
2.0
リン 3.7
尿酸 8.1
1.1
尿酸 7.2
アルブミン値(g/dL)
3.6 アルブミン値
3.8
ヘモグロビン(g/dl) 11.1
ヘモグロビン 11.9
ヘマトクリット(%) 33.3
ヘマトクリット
35.6
I-PTH (pg/ml) 141
Kt/v値 2.22
QB 350
QD 500 透析条件 前回と同じ
ダイアライザー 旭化成ABH−22PA 前体重 74.5Kg
後体重 72.7Kg DW
72.7Kg
針 16G 6時間透析 補液 1リットル/時(後希釈HDF)
10月15日(月)以降血液増加剤は、750投与となりました。
前体重 74.6Kg 後体重 72.2Kg DW
72.2Kg(実質) それ以前は、月 750 水・金 1500投与。
ALP 223 コリンエステラーゼ 234。
平成30年10月1日(月)の血液検査。可もなし不可も無し。Na濃度は、前 144 後 141。今までで、後のNa濃度は、一番低い。
TC(総コレステロール値)値 156 LDL-C 71 HDL−C 69 TG(中性脂肪) 82。動脈硬化指数は、低いようです。
(平成30年10月4日 記載)
記載し忘れていました。I−PTH値が、141となり、透析後半のオキサロール2.5μ/週3回投与は、無くなり、替わってアルファロール3錠/日服用とな
りました。(平成30年10月8日より)
平成30年10月15日(月)の血液検査。僅か2週間でHb値は、上昇。エリスロポエチン(血液増加剤)の使用量は、減量。あまりに急な増減体内で何
か起こっているのでは?CRP値が気になる。 ( 平成30年10月18日 記載 )
血液検査データ H30/11/5 血液検査データ H 30/ 11/19
透析前 透析後 除去率(%)
透析前
尿素窒素(mg/dl) 52.5
8.0
84.8
尿素窒素 54.9
クレアチニン(〃) 10.99
2.49
77.3
クレアチニン 11.46
カリウム(mEq/l)
4.4
3.1
カリウム 4.4
カルシュム(mg/dl) 9.6
9.4 (前値ノミ補正) カルシュウム 9.5 (前値補正)
リン (〃)
5.2 2.1
リン 6.5
尿酸 8.2
1.1
尿酸 8.7
アルブミン値(g/dL) 3.6
アルブミン値 3.5
ヘモグロビン(g/dl) 11.3 ヘモグロビン 11.3
ヘマトクリット(%) 34.1 ヘマトクリット
33.8
hanp (pg/mL)
29.1
I-PTH (pg/ml) 263
Kt/v値 2.33
QB 350
QD 500 透析条件 前回と同じ
ダイアライザー 旭化成ABH−22PA 前体重 77.6Kg
後体重 75.2Kg DW
75.0Kg (病院指定)
針 16G 6時間透析 補液 1リットル/時(後希釈HDF)
前体重 77.0Kg 後体重 73.8Kg DW
73.9Kg(実質)
CRP定量 0.05mg/dL(基準値 0.30以下)
コリンエステラーゼ 242U/L ALP
339U/L
平成30年11月5日(月)血液検査。可もなく不可も無し。ナトリウム濃度前 143 後 142。また若干濃度を上げられたようです。この時期当該患者
群の透析中の血圧低下傾向が高くなった可能性を推測致します。気節の変わり目ですから・・。案の定 hanp値は、29.1pg/mL。10月末よりDWを少し
ずつ緩くしている。透析後家に帰ると足がつる・立ちくらみ・声枯れ等が起こっている。透析日当日には、家での事柄を穿刺のスタッフに話していますが、一
向に上の方には、話が行かないかのようで、病院指定のDWもあまり変更されていない。一体内部では、どのようなDWの話し合いがされているのであろうか。
不思議な事ではあります。
併せて拙稿 体重増減による体内筋肉量の推移
も一読されたい。
総コレステロール 167mg/dL LDL-C 80mg/dL
HDL-C 86mg/dL TG 46mg/dL
いくらNon-HDL-C=TC(総コレステロール)−HDL−C(善玉コレステロール)で示される数値が、低位でも、動脈硬化は、年齢と共に進行するようです。
詳しい事は、拙稿 ABI・PWVからみた動脈(血管)について を参照されたい。
* Non-HDL-Cとは、ガイドラインで提示された指標で、「すべての動脈硬化惹起性リポ蛋白中のコレステロールを表します。LDL(悪玉コレステロール)
だけでなく、TG(中性脂肪)リッチなリポ蛋白であるカイロミクロン(CM)やVLDL、脂質代謝異常により出現するレムナントなどを含み、動脈硬化のリス
クを総合的に管理できる指標です。」 と。 (「」内の引用は、http://www.kyowamx.co.jp/pdf/lipid/info18_lipid.pdf )*
平成30年11月21日(水)回診の山口DrとPTH上昇に伴う骨への影響について話す。この方は、現在の医学の水準では、解明されていないこと等率直
に話される。やはり、血管の石灰化は、避けられない事なのかも知れない。どこまで、骨粗鬆症に真剣に取り組んで頂けるかが、かぎになりましょうか。
血液検査データ H30/12/3 血液検査データ H 30/ 12/17
透析前 透析後 除去率(%)
透析前
尿素窒素(mg/dl) 63.7 10.3
83.8
尿素窒素 56.8
クレアチニン(〃) 11.12 2.60
76.6
クレアチニン 11.50
カリウム(mEq/l) 4.3
3.2
カリウム 4.5
カルシュム(mg/dl) 9.2
9.3 (前値ノミ補正)
カルシュウム 8.8 (前値補正)
リン (〃) 4.1
2.0
リン 5.1
尿酸 9.0
1.2
尿酸 8.2
アルブミン値
3.7 アルブミン値 3.8
ヘモグロビン(g/dl) 11.3
ヘモグロビン 11.2
ヘマトクリット(%)
35.1
ヘマトクリット
34.6
B2-Mg (mg/L) 25.7
I-PTH (pg/ml)
304
Kt/v値 2.22
QB 350
QD 500 透析条件 前回と同じ
ダイアライザー 旭化成ABH−22PA 前体重 77.9Kg
後体重 75.9Kg DW
76.0Kg
針 16G 6時間透析 補液 1リットル/時(後希釈HDF)
前体重 78.6Kg 後体重 75.9Kg DW
76.0Kg(実質)
ALP 248 U/L ChE 267
U/L
平成30年12月の血液検査、Na濃度が、後採血では、143mEq/Lであった。またまた透析液での濃度を高くされた可能性がある。平成30年12月7日(金)
I-PTH値が出た。304pg/Lと大幅に上昇した。ALP値は、248U/Lとさして変わりがなかった。7日(金)主任Dr回診中に今後の事を話した。アルファーロール
錠を4錠/日でしたい旨申し出た。そのように薬を出していただけました。1週間分でしたが・・・。
平成30年12月19日(水)2回目の血液検査結果が、ベッドに置いてあった。アルファーロール4錠/日の効果でありましょうか。Ca値が、かなり低い数値と
なっていました。リン値は、やや高めか。アルブミン値が前回より0.1高い結果が、リン値の上昇でありましょうか。
血液検査データ H30/ 血液検査データ H 30/
透析前 透析後 除去率(%)
透析前
尿素窒素(mg/dl) 尿素窒素
クレアチニン(〃)
クレアチニン
カリウム(mEq/l)
カリウム
カルシュム(mg/dl) カルシュウム
リン (〃) リン
尿酸 尿酸
血糖値 アルブミン値
ヘモグロビン(g/dl) ヘモグロビン
ヘマトクリット(%) ヘマトクリット
B2-Mg
I-PTH (pg/ml)
Kt/v値
QB 350
QD 500 透析条件 前回と同じ
ダイアライザー 旭化成ABH−22PA 前体重 Kg
後体重 Kg DW
74.5Kg
針 16G 6時間透析 補液 1リットル/時(後希釈HDF)
前体重 Kg 後体重 Kg DW 74.5Kg(実質)